今年購入した自転車の盗難被害にあった「えむえむ」さん。もう見つからないだろうとあきらめたところで活躍したのは、紛失防止タグ「MAMORIO」でした。MAMORIOの「みんなでさがす」機能やSNSを通じて多くの人に自転車探しに協力してもらった経緯を、えむえむさんから伺いました。
「出勤に使う自転車だから、鍵よりも安心できるお守りをつけておきたかったんです」
自転車購入をきっかけに見つけた、小さなお守り「MAMORIO」
満員電車が苦手な私にとって、自転車は大切な移動手段です。車を持っていないため、どこかへ出向くときには自転車移動が基本。少し高価な自転車を選んだのも、大切な存在ゆえのこだわりです。
2019年5月ごろ、新車を購入するにあたり考えたのは盗難対策でした。頑丈な鍵をかけることももちろん考えましたが、もう一歩安心性を高める方法がないか検討していたんです。インターネットでその手段を探していたときに見つけたのが、 紛失防止タグ「MAMORIO」でした。
他の類似商品も検討しましたが、MAMORIOに決めた理由は「小ささ」です。盗難対策のために自転車に取り付けることを考えていたので、できる限り目立たないものである必要がありました。小さければ小さいほど、隠すようにつけることができます。シンプルなデザインは、この用途にぴったりだと考えました。
MAMORIOは、まさに「お守り」ですね。特別なステップを踏む必要なく、アプリをダウンロードすればすぐに使えます。使い始めるにあたってストレスが全くありませんでした。
自転車がない!あきらめつつも「みんなでさがす」機能をON
まだその自転車を購入して半年ほどのある日、ほんの少しの間、自宅前に自転車を置いておきました。少しの気のゆるみがあったからか、鍵も閉め忘れ、そのまま置いてしまったんです。
自宅前から自転車が忽然と消えているのを見て、「やられた」と絶望しました。一度盗まれた自転車はそうそう見つからないことを知っていたからか、パニックよりも先にあきらめを感じてしまったのも事実です。
だからこそ、落ち着いて行動できたのかもしれません。まず、思い当たったのはMAMORIOです。アプリを確認してみると、1時間前には確かにその場にあったとMAMORIOが教えてくれました。盗まれてからそう時間が経っていないのだとわかるだけで十分でした。
次にMAMORIOの「みんなでさがす」機能をONにして、警察に盗難届を提出しに行きました。さらにマンションの防犯カメラの確認ができるか準備を進めながら、盗難に合った自転車の写真をSNSに投稿。とにかくできることを考えて、順を追って行動していきました。
SNSの投稿は瞬く間に拡散されました。MAMORIOをつけていることも書いたので、誰かがすれ違ってくれますように……と願いつつ、時間が経ちました。
半日後、MAMORIOアプリから通知が!夜の繁華街に駆けつけた
できることはすべてしたものの、「もう見つからないだろうな」というあきらめは時間とともに大きくなっていきました。それこそ私にとっては移動手段のすべてだった自転車ですから、見つからない場合は新しく買わなければ……と次の行動を考えていた矢先です。
MAMORIOから見つかったという通知が届いたんです。驚いてその画面を確認したところ、場所は自宅からそう遠くない繁華街でした。急いで身支度をし、すぐにでも到着できるようにとタクシーに飛び乗りました。
繁華街に乗り捨ててある自転車は、間違いなく私のもの。通知のあった場所だったので、すぐに見つけることができました。紛失に気付いてから半日程度のことです。まさかこんなにはやく見つかるとは思っていませんでしたから、ただただ感謝と驚きの気持ちでいっぱいでした。
「無意識に誰かを助けている」MAMORIOって面白い
自分自身がMAMORIOの「みんなでさがす」機能に助けられて、あらためてMAMORIOの機能は興味深いと感じました。IoT・テック系商品、ガジェットという印象が強いMAMORIOですが、機能そのものは非常にシンプルで、見つかるまでのプロセスで重要なのはユーザー、つまり人です。
今回、SNSで投稿したこともあり、それを拡散してくださった人や、自転車についていたMAMORIOを見つけてくれた人の存在を改めて感じることができました。相手は私の自転車を見つけたことを知らないかもしれませんが、知らず知らずのうちに誰かを助けている機能って、とても面白いです。
無事にMAMORIOが自転車を見つけてくれたことを報告した投稿は、たくさんの「いいね」やリツイートをもらいました。MAMORIOというフックがあったことで、多くの人の目に留まった部分もあるでしょう。
MAMORIOは「転ばぬ先の杖」ということわざをそのまま体現したような商品だと思います。自転車ユーザーとしては、誰にも見えない場所に隠してマジックテープなどで固定することで、今回のような盗難対策にも役立てることができます。ちなみに、警察の方もMAMORIOの機能を絶賛していましたよ。
コンパクトな「MAMORIO」は、自転車と相性抜群!
今回、自転車のヘビーユーザーであるえむえむさんのエピソードからわかった、MAMORIOと自転車の相性が良い理由をご紹介します。
- 自転車に取り付けても見えづらい小ささとシンプルなデザイン
- 行動可能範囲が広い自転車を探すには「みんなでさがす」機能が効果的
MAMORIOの特徴はシンプルで小さいこと。そして紛失防止タグであることがわかりにくいデザインなので、自転車を盗んだ人物に警戒されてタグを捨てられてしまうリスクを減らすことができます。
さらに、自転車は一度盗まれればどこに乗り捨てられるかわかりません。単なる落とし物と違い、予想もつかない場所に移動してしまうため落とし主が自分で自転車の所在を探すことは困難です。そんな時役立つのが、MAMORIOユーザーみんなのチカラを借りてモノを探せる「みんなでさがす」機能。MAMORIOのアプリをインストールしている人が盗まれた自転車とすれ違うと、本来の持ち主のアプリに自転車が今ある場所を通知してくれます。MAMORIOユーザー同士、道ですれ違うだけで、知らず知らずのうちに困っている人を助けているのです。
えむえむさんの運営するオンラインアパレルショップ「ahamkara」
今回MAMORIOについて「テックなのにアナログな部分が面白い」とコメントをくださったえむえむさんは、実は国内でも珍しいテック・ウェア専門店「ahamkara」のオーナーです。モノクロームを基調とし、シンプルで機能性にすぐれつつもフォルムが独特なテック・ウェア。その魅力を感じられるブランドを取り揃えたえむえむさんのショップも、ぜひチェックしてみてください。