2018年6月1日に発売された「MAMORIO FUDA(フューダ)」の発売を記念し、MAMORIOの東京オフィスにてプレゼンテーションとパーティが行われました。会場には十数名のゲストとMAMORIOメンバーが集い、FUDAの発売を祝いました。プレゼンテーションの一部内容と会場の様子をレポートします。
「MAMORIO FUDA」はユーザー視点から生まれた商品
2018年6月1日、MAMORIO東京オフィスは勤務時間とは違ったスペースに代わっていました。パーティ仕様にレイアウトチェンジしたオフィスには、食事やドリンク、発売されたばかりの「MAMORIO FUDA(フューダ)」が準備され、記念撮影用のフォトフレームも設置されました。
パーティがスタートすると、会場に集まったゲストへCEOの増木大己(ますき だいき)より「MAMORIO FUDA」ができた経緯や、現状のMAMORIOの普及率、今後のビジョンなどのプレゼンテーションが始まります。
「なくすを、なくす」をミッションとし、小ささを追求して作られたMAMORIO。開発当初は鍵や財布への利用を想定してタグ型を選びましたが、ユーザーの用途をアンケート調査した結果、もっとも多い用途は「その他」……つまり、多種多様なモノということがわかったのです。
なくしてはならないものは生活スタイルや趣味によって千差万別。このことに気がついたMAMORIOは、より多くのモノの紛失を避けることのできるプロダクト開発を試みました。その答えが、“貼る”ことのできるMAMORIO。「MAMORIO FUDA」は、ユーザー視点に立つことで生まれた商品です。
「MAMORIO FUDA」の名前に込められた想い
シールをはがすとスイッチが入る仕組みの実現など、約2年の開発期間を経て誕生した「MAMORIO FUDA」。ジャンルレスに貼れる商品をかき集めて研究を重ねた経緯についての説明などでは、驚きの声や笑いが起こるシーンも。
MAMORIOが現在利用者を着実に増やし、ユーザーが増えれば増えるほどなくし物が見つかる仕組みであることも伝えたうえで、プレゼンテーションの終盤、FUDAの名前について触れました。
FUDAの名前は “お札”から発想を得ています。MAMORIOが“お守り”に由来しているから貼る“お札”へ発展したのですが、実はもうひとつの意味が込められています。
それは、“FUture DAys(フューチャーデイズ)”の頭文字です。MAMORIOは、いつか忘れられるプロダクトになることを目指しています。“なくすを、なくす”ことが本当にできたならば、MAMORIOは当たり前の存在になり、忘れられる。そんな未来の日々に一歩近づくプロダクトとなることを願って、FUDAの名前はつけられました。
そんなMAMORIO社の目標へ近づく一つのマイルストーンであることを伝え、プレゼンテーションは終了。会場からはあたたかな拍手が沸き起こりました。
質疑応答ではユーザーサポートへの評価も
プレゼンテーション終了後、会場のゲストから質疑応答の時間が設けられました。発売当初からMAMORIOを使ってくださっている方や、MAMORIOの最新ニュースをチェックしてくださっている方など、いずれもMAMORIOに関心を持つ方々からさまざまな質問が飛び交います。
FUDAのOTAKIAGE機能の有無や、MAMORIO SpotのJR設置について、子どもの見守りでの使用は可能か、など「実際に使う」ことを想定した質問ばかり。それらを受ける増木やCOOの泉水も、「いい質問ですね」と喜びつつ、答えを返していました。
質疑応答の時間には、ユーザーサポートのTwitter運用に対してご評価くださるコメントもいただきました。MAMORIOでは、福岡のオフィス(通称:MAMORIO FUKUOKA LAB)にいるメンバーがユーザーコミュニケーションを担当しています。東京と福岡のオフィスが常時オンラインビデオつながっているシステムについても触れながら、その仕組みと担当メンバーについて紹介することもできました。モニターを通じて福岡のメンバーが東京のゲストに挨拶する機会にもなったのです。
FUDAの発売記念パーティの場を通じて、MAMORIOの企業文化や大切にしていることなどを伝えることができる一方、今後の課題について改めて確認することのできるご意見もいただき、質疑応答は和やかでありながら刺激的な時間となりました。
歓談タイムにはFUDAの発売やそれぞれの意見交換が盛んに
質疑応答の時間が終了したあとは、会場内のメンバーとゲストが共に歓談の時間を過ごしました。直接ご意見をいただける場を通じ、メンバーはそれぞれの立場から各々意見交換します。また、オフィス内のカウンターではFUDAの販売が実施され、販売を通じてゲストと話すシーンも多く見受けられました。
SNSでは「#MAMORIO_FUDA」や「#MAMORIO」をつけてパーティの状況やプレゼンテーションの内容がシェアされ、残されたログは密度の濃いものとなりました。
FUDAの使い道は人それぞれ。会場では、すぐに名刺入れやパスポートに貼ったゲストの方もいらっしゃいました。MAMORIOメンバーは充電器やノートパソコンなどの電子機器に利用する姿が目立ちます。ちなみにゲストの一人、最年少のけいやくん(CFO川村の息子)は大切なお気に入りのボード型のおもちゃにぺたり、とFUDAを貼っていました。
ピルケース、楽器、スポーツ用品……FUDAは今までMAMORIOがつけづらかったあらゆるものを紛失から守るプロダクトです。ぜひ、あなたの大切なものにもFUDAを利用してみてください。