自分の活動範囲から離れた旅先や観光地でモノをなくしてしまうと、どこでなくしたのか確認できないうえに、どこに問い合わせて良いやら。まぁ、大抵の人は諦めるんじゃないでしょうか。
でも、紛失防止タグ「MAMORIO」をつけているなら、諦めるのはまだ早い。落としたモノが駅や観光施設の遺失物センターに届きさえすれば、「ここにあるよ」とスマホに通知される可能性があります。
それは全国の遺失物センターで「MAMORIO Spot」なる装置の導入が進んでいるからなんですが、今回はそのMAMORIO Spotについて、設置場所や機能をまとめました。
旅先の落とし物を諦める必要はナシ!MAMORIO Spot導入済みなら、遺失物センターから通知が来るかも
「MAMORIO Spot」ってなんですか
「MAMORIO Spot」とは、MAMORIOを検知して検知場所の位置をMAMORIOユーザーに通知することができるデバイスおよび、デバイスを設置した場所のことです。
MAMORIO Spotに届けられたMAMORIOを特定するには、「みんなでさがす機能」(※1)をオンにします。他のユーザーが持つMAMORIOがすれ違って紛失物の場所を特定するのと同じように、紛失中のMAMORIOがMAMORIO Spotに届けられた場合などに反応して見つけ出します。
※1:「みんなで探す」機能とは、MAMORIOのユーザーネットワークで、紛失したMAMORIOをさがすことができる機能。MAMORIOアプリで「みんなで探す」をONにすることで、サーバーに当該MAMORIOが紛失状態であることを登録。他のMAMORIOユーザーが紛失中のMAMORIOに近づいた時などに、紛失したMAMORIOの位置情報がアプリに届く。
「MAMORIO Spot」が増えるほど、なくしたモノが確実に見つかる
要は、MAMORIO Spotが増えれば増えるほど、なくしたモノが確実に見つかるケースが増えるというわけです。
今後、地方の施設や駅等でもMAMORIO Spotの設置が進めば、まだMAMORIOユーザーが少なくユーザー同士のすれ違いでモノを見つけることが難しいエリアでも、落とし物を見つけられる可能性が高まります。
ちなみに、上の画像はMAMORIOSpot設置施設に貼ってあるステッカーです。このステッカーがあれば、安心してモノを落とせます……かね。
駅・旅先・商業施設……MAMORIO Spot設置で落とし物探しが楽チンに
MAMORIO Spotが全国にあると、こんなメリットが!
電車でモノをなくした! MAMORIO Spotが遺失物センターにあると……?
電車でモノをなくすと、どのタイミングで紛失物が見つけ出され、どこの駅に収集されたかがわからないケースがありませんか? 路線によっては問い合わせ窓口が幾通りもあるため、電話を何度もかけてしまうことも……。電車でモノをなくしたときのこういった手間を省いてくれるのが、MAMORIO Spotの魅力です。
まずはMAMORIOアプリで「みんなでさがす」機能をオンにしましょう。MAMORIO Spotが駅の遺失物センターにあれば、紛失物が届けられることで、あなたのMAMORIOアプリにどの駅の遺失物センターにあるのかを通知します。
どこでなくしたのかわからない 助けてMAMORIO Spot!
そもそもどこでなくしたのかわからないということもありますね。問い合わせ先がわからないと「もう見つからない」と絶望してしまうかもしれませんが、MAMORIOをつけていたなら、見つかる可能性はゼロではありません。「みんなでさがす」機能をオンにして待ってみましょう。
MAMORIO Spotは、人の通りが激しい駅や施設を優先して設置を進めています。どこでなくしたかわからなくても、誰かにその落とし物が拾われたときは、届けられる先にMAMORIO Spotがある可能性があります。
旅先で落とし物をしたときも、MAMORIO Spotが救ってくれるかも
自分の活動範囲から離れた場所でモノをなくしてしまうと、どこでなくしたのか確認できない上に、探しに行くことも難しいですね。旅先で落とし物をしてしまうと、多くの人があきらめてしまいます。
こんなケースでも、MAMORIO Spotがあれば、発見の可能性はゼロではありません。各都道府県の移動拠点や大型施設を中心に設置が進んでいるMAMORIO Spotは、観光目的に訪れる場所であなたのMAMORIOを検知できる可能性が高いのです。また、どこに届いているのかわかっていれば、その後の対応もスムーズに行えます。
MAMORIO はユーザーのため、MAMORIO Spotの設置拡大を進めています!
MAMORIO Spotの設置施設は全国に広がりつつあります。
MAMORIO Spotはスカイツリータウンや函館朝市にも
■MAMORIO Spot地域別設置数
地域 | 設置数 |
北海道 | 1 |
東北 | 6 |
関東 | 122 |
中部 | 20 |
近畿 | 7 |
中国 | 4 |
四国 | 0 |
九州 | 25 |
合計 | 185 |
※2019年2月現在
設置するスポットは、主要な駅や観光施設など人の集中する場所。関東を中心に徐々に各地域にも設置が広がり、47都道府県全国制覇も間近となっています。
関東ではJR山手線のほか、スカイツリータウン、六本木ヒルズ、表参道ヒルズなんかにも設置されてますよ。北海道きっての観光名所「函館朝市」でも、MAMORIO Spotが落とし物に目を光らせています。
MAMORIO Spotの全設置場所一覧は下記の公式ページからチェック!
参考 MAMORIO Spot設置スポット一覧 │ MAMORIO公式ページ
【研究員の眼】これからもMAMORIO Spotをどんどん増やします!
ここからは、MAMORIO Spotの普及を担当する「MAMORIOラボ」研究員の泉水が、「MAMORIO Spot設置施設での落とし物の探し方」を整理してお伝えします。
- MAMORIO Spotの導入施設で落とし物をしたときは「みんなでさがす」機能をオンにしましょう
- 施設の遺失物センターなどのMAMORIO SpotにMAMORIOをつけた落とし物が届けられると、ユーザーに通知されます
- MAMORIO Spotの設置が増えれば増えるほど、落とし物は見つかりやすくなります。いろいろな施設で導入が進めば、「落とし物」という概念が世の中からなくなるかもしれません
私はMAMORIOの販売数が今よりずっと少なかったときから、鉄道会社や施設に足を運び、MAMORIO Spotの設置について相談してきました。
MAMORIO Spotが増えれば落とし物が見つかりやすくなる。これって、言い換えれば「MAMORIO」は購入していただいた後も、より使いやすい製品へと進化し続けているということなんです。
MAMORIO Spotを設置することによるMAMORIO側の収益はほとんどありませんが、ユーザーが落とし物を見つけやすくなるよう、MAMORIO Spotの導入に向けてさまざまな企業や施設にプレゼンしています。
これからも、皆さんのMAMORIOがついた大切なモノが見つかりやすくなるよう、MAMORIO Spotの設置を進めていきます!