傘を持って外出したら、傘の盗難被害に遭った経験がある人もいるのではないでしょうか。できることなら、傘の盗難は防止したいですよね。ビニール傘だけではなく、大切にしている傘まで盗まれてしまったらとてもショックです。
実は、傘は少しの工夫で簡単に盗難を防止することができます。今回は、以下についてご紹介します。
- 傘が盗難被害に遭いやすい場所
- 傘が盗難される理由
- 傘を盗難被害を防止する方法
大切な傘を盗まれないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
目次
傘の盗難場所を知って防止!
傘を毎日持ち歩く機会は少ないです。そのため、盗難被害に遭いやすい場所も限定されます。傘の盗難被害に遭いやすい場所を知っておくことで、その場所に持っていく時に注意ができます。
ここでは、傘が盗難被害に遭いやすい場所をご紹介します。
①コンビニでの盗難は頻発
コンビニは、傘の盗難に遭いやすい場所の一つです。コンビニに行く際、長居する気がなく傘を無防備に傘立てに置いてしまう人が多いです。そこを狙われ、短時間でも傘を盗まれてしまうことがあります。
短時間の立ち寄りだとしても、傘立てに置く際は自分の物だと分かるように置いておきましょう。
②イベント会場
イベント会場では、非常に多くの人が行き交っています。傘立ても、一つや二つではない可能性があります。盗む気がなくても、自分の傘と似ている傘がたくさん置いてあり、誤って持って行ってしまうケースも少なくないでしょう。
また、イベント会場は人が出入りするタイミングが同じことも多いため、傘置き場にも人が集中してしまいます。そのため、自分の傘か確認できないままに他の人の傘を手にしてしまうこともあります。
③人の出入りが激しい場所は特に注意
イベント会場に限らず、病院・学校・ショッピングモールなど、人が常に出入りしている場所では傘の盗難被害は多発します。不特定多数の人が行き交う場所では、傘の盗難に注意しましょう。狙われて盗まれてしまう場合や、盗難する気がないで持っていってしまう場合などあります。
以上のような場所に傘を持って行く際は、傘を盗まれない工夫をするようにしましょう。
傘が盗難される理由を知って防止!
傘はなぜ盗難されてしまうのでしょうか。場所と同様に、理由を知っておくと盗難を防止することができます。ここでは、3つの理由をご紹介します。それぞれ頻発することですので、注意しておくようにしましょう。
①置き忘れによる盗難
雨が降っている日であれば、傘を持って帰ることを失念しないでしょう。しかし、念のためと傘を持っていった場合、傘立てに置いていったことを忘れてそのまま帰ってしまうこともあります。
置き忘れに気づいた時には、時間がだいぶ経過しているため、既に傘を盗難されてしまっていたという可能性が高いです。
雨が降っていない時こそ、傘の盗難には注意しましょう。
②自分の傘との間違ってしまう
盗まれるだけではなく、自分が意図せず盗難する側になってしまうことをもあります。傘は似た種類がたくさんあるため、自分の傘と勘違いして持って行ってしまう場合も。
間違われた側は、自分の傘がないので仕方なく置いてあった傘を持っていくしかないです。そのような場合、傘は返ってこなくなってしまいます。自分の被害はもちろんですが、自分が加害者側にならないよう注意しましょう。
③故意に盗まれる
急に雨が降ってきた時、傘を忘れてしまった人が新しい傘を購入せず、故意に置いてあった傘を盗む場合もあります。
また、ビニール傘以外にもデザイン性のある傘や、人気の傘などは傘立てに置いたままにしてしまうと盗まれやすいです。たかが傘と思われがちですが、物によっては狙われやすいので気をつけましょう。
傘に細工を施して盗難を防止!
では、傘を盗まれないためにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。ここでは、盗まれないために今からでもできることをご紹介します。
まずは、傘そのものに細工を施して防止する方法です。すぐにできる方法もありますので、是非参考にしてみてください。
①傘に印をつける
傘に印をつけるのは、一番簡単な方法です。特にビニール傘は見分けが付かないため、何らかの印をつけるのがおすすめ。
例えば、名前・記号を書いたり、マスキングテープを貼ったりする方法があります。
女性は、ヘアゴムやシュシュを付けて目印にする人もいます。
急に不特定多数の人が出入りする場所で傘立てを利用する場合もありますよね。ヘアゴムやシュシュなど、持っている物でもすぐに目印を付けられますので、是非試してみてください。
②傘とアプリを連動させる
盗難防止のためのGPSがあるのをご存知でしょうか。GPSは様々な大きさのものがあるため、用途に合わせて使うことができます。最近のGPSは、簡単に携帯やPCで場所を把握することができため、貴重品に付けることをおすすめします。
比較的高い傘やお気に入りの傘を持っている場合は、傘にGPSを付ける方法も盗難防止方法のの一つ。盗難された後でもアプリで現在地を特定できるので、取り返せる可能性も格段に上がります。
③ワイヤーロックで盗難防止
自転車などの盗難防止で使用されることが多いワイヤーロック。アプリ同様、高価な傘や絶対に盗まれたくない傘の場合は、ワイヤーロックで傘と傘立てを固定しておけば盗難を防ぐことができます。
また、暗証番号付きや鍵がついているものだと、より盗難防止の効果が高まります。ワイヤーロックの購入もぜひ検討してみてくださいね。
意欲を削いで傘の盗難防止!
次にご紹介するのは、傘への工夫という点では上記と同じですが、盗難する人の意欲を削ぐ方法です。傘を盗む人の中には、特に拘りなく傘を盗むこと人もいます。傘そのものに工夫をして、「盗む」という行為をさせないようにしましょう。
相手に不快な思いをさせることが目的の防止方法で、中にはユニークなものもあるので、是非参考にしてみてください。
①あえて傘を壊す
かなりインパクトのある方法ではありますが、傘をあえて壊しておくという方法です。特にビニール傘の盗難防止に効果的です。
傘のつゆ先を一つや二つ外しておいて、傘立てに置いておきます。つゆ先は簡単に外すことができますが、それだけで傘が壊れているように見えます。壊れている傘をわざわざ盗もうとする人は少ないので、おすすめの方法です。
ただ、外したままだと金具が出っ張ってしまい危ないので、使用する時は注意が必要です。
②傘に絆創膏を貼る
マスキングテープを貼る方法に似ていますが、こちらは絆創膏を貼ります。絆創膏を傘の持ち手の部分に貼っておくだけの簡単な方法です。どうやら、絆創膏が貼ってある持ち手を持つのは不快なようで、傘を盗まれにくくなります。
マスキングテープなど可愛く目印を付けることはできない、という人にもおすすめです。絆創膏を貼るだけで盗難防止できるのであれば、簡単にできるので良いですね。
③傘にメッセージを書く
これは少々手の込んだ方法です。傘の持ち手の部分にメッセージを書くことで盗難されないようにします。
中には、「盗むな」など直接的なメッセージを書く人もいるようです。そのようなことが書いてある傘を盗もうとは思わないですよね、
最近は、雑貨屋さんに盗難防止のために貼るステッカーが販売されてることもあります。ユニークなステッカーもあるので、興味のある人は是非調べてみてください。
④飲みかけドリンクを置く
盗難する人の意欲をとても削ぐ方法です。方法としては、飲みかけの飲み物やペットボトルを傘の中に置いておくだけ。中に飲みかけの飲み物が置いてあるのに、わざわざ傘を盗む人はいないでしょう。
ただ、飲みかけになりますので、他の人の傘に中の飲み物がかかったり、ゴミが出たりしないよう注意しましょう。
まとめ
今回は、傘を盗難から守る方法をご紹介しました。傘が盗まれる場所は、コンビニ・イベント会場など人の出入りが激しく、不特定多数の人が利用する場所が多いです。また、短時間でも盗まれてしまうため注意が必要です。
傘が盗まれる理由としては、置き忘れや他人の傘と間違ってしまうことがあります。自分が盗難する側になってしまう可能性もあるので、自分の傘はしっかり把握しておく必要がありますね。
傘を盗まれないようにするには、傘そのものに工夫を施すのが一番です。方法はたくさんありますが、ビニール傘なのか、お気に入りの傘なのかで盗難防止方法は変わってきます。自分の傘に合った盗難防止方法をするようにしましょう。
たかが傘と思いがちですが、盗難被害に遭うと良い思いは決してしません。少しの工夫で盗難は防げるので、ぜひ参考にしてみてください。