発達障害を持ちながらプログラマーとして働く安田さん。目に入るものが正確に認識できない、記憶やとっさの判断が苦手という症状を抱えており、紛失防止タグ「MAMORIO」に出会うまでは通勤中に忘れ物をとりに戻るのが当たり前の生活でした。
「MAMORIOは忘れ物に気づける嬉しさを教えてくれた」と語る安田さんに、MAMORIOを使い始めてからの生活の変化を聞きました。
仕事も休日も一変。MAMORIOは、本当によくできたパートナー
通勤途中、忘れ物を思い出して3回も自宅に引き返したことも……
財布、書類、ハンコ。ある朝、この3つの忘れ物に気づいて通勤途中に3回も自宅に引き返したことがありました。
このままではもたない。さすがに自分の忘れ物の多さに嫌気がさして、「これだけ時代が進歩しているのだから、自分の代わりに忘れ物に気づいてくれる機能を持った商品があるはずだ」と思い、検索して出会ったのがMAMORIOでした。
決め手は、鉄道や商業施設と連携した「お忘れ物自動通知サービス(※1)」。忘れ物が当たり前の日常を過ごす私にとっては、何よりも頼りにできるサービスだと思いました。
忘れる前に気づく。ホッとする。そんな体験ができる幸せ
目の前にあるものを正しく認識できない、覚えることが苦手な私にとって、忘れ物をしかけたときに事前に気づくのが最も難しいことです。
そのため、忘れたくないものはあらかじめ側に置いて頭に叩き込むのですが、疲れて集中力が散漫になっている仕事後は、忘れてしまうことが多々あります。
その日は体調が悪く、仕事を早めに切り上げようと思っていました。帰る支度を終えて退社すると、MAMORIOから「財布は手元にありますか?」と、通知がきたのです。次の日、病院に行く予定で保険証を入れてきていたので、通知を見たときは本当にホッとしました。
今では、財布やキーケースに加え、絶対に忘れたくない仕事に必要な道具をMAMORIO_Sと一緒にポーチに入れて持ち歩いています。持ち物が増えるとその分、忘れ物が増える可能性が高くなってしまうので、試行錯誤するうちに自然とこの方法に辿り着きました。
MAMORIOはつけたものがスマートフォンから離れると必ず教えてくれるので、常に忘れ物の危険と隣り合わせの私にとっては、しつこいぐらいの通知が役立っています。
気を抜けない発達障害の日常。MAMORIOの通知回数が疲労のサインに
MAMORIOの通知で気づけるのは忘れ物だけではありませんでした。
発達障害の人は、集中力が持続できないという症状を抱えています。私は経験を積み重ねてどうにか社会人生活を送れていますが、仕事後はどっと疲れが襲ってくることもあるので、気を抜くとすぐに忘れ物をしてしまうのです。
そのため、MAMORIOの通知が多い日は、疲れが溜まってきたサインと受け取るようにしています。忙しなく過ごしていると、自分では疲れに気づかないこともあるので、本当によくできたパートナーだと思います(笑)
また、私は発達障害だけではなく不眠症も患っています。症状が深刻なときは、薬を飲まないとてんかんの発作を起こしてしまう可能性があるため、薬が欠かせません。
ピルケースにMAMORIO_Sを入れておくことで、外出時に薬を持っていくのを忘れる心配がなくなりました。さらに、薬の飲み忘れも予防できています。ピルケースから離れていれば、「ピルケースは手元にありますか?」と通知が来ますよね。通知は何回も来るので、そのたびに“薬の存在”を意識づけられて飲み忘れを予防でき、とても助かっています。
また、最近はMAMORIOのおかげで忘れ物が減ったため、休日の外出も余裕を持って楽しめるようになりました。
体力をつけるためにジムに通っているのですが、以前は忘れ物をとりに自宅に引き返すことも多く、モチベーションを維持するのが大変でした。MAMORIOの通知のおかげで、今では水着や着替えを忘れることはなくなり、安心してジムに通うことができています。
発達障害の安田さんにとってMAMORIOは第二の眼
今回のお話から、紛失防止タグ「MAMORIO」の、安田さん流の活用法をおさらいします。
- 絶対忘れてはいけない物は、まとめてMAMORIOを入れたポーチにIN
- ピルケースにMAMORIOをつけることで薬の飲み忘れ防止に活用
ひとりではどうすることもできなかった忘れ物の事情を抱えていた安田さん。MAMORIOが第二の眼になることで、忘れ物に振り回されない日常生活を取り戻すことができました。
もし、皆さんの周りに同じような悩みを抱えている方がいたら、MAMORIOの存在をそっと伝えてみていただけると嬉しいです。安田さんにとってのMAMORIOのように、最高のパートナーになれるかもしれません。