MAMORIOをアプリ登録の上限数である20個利用する森喜洋さん。趣味のバイクで伊豆・山梨・福井・新潟など各地にツーリングする森さんがMAMORIOを愛用する最大の理由は、他社製品にはない小ささや薄さにありました。各地をアクティブに駆け抜けるご自身の趣味、そして財布にコンパクトさを重視する感性がMAMORIO製品の特性とマッチ。新製品も数多くお使いいただいています。今回は新作MAMORIO CARDの魅力をはじめ、長年MAMORIOを使って感じるメリットを聞きました。
一番使いやすいのはカードタイプ!小ぶりな財布にはMAMORIO一択
ネット記事を読んだのがきっかけで、1つめのMAMORIOを購入したのは2016年のことです。その後どんどんMAMORIOの数が増えて、気付けばMAMORIOの所持数はアプリ(※)登録上限の20個になっていました。
(※)MAMORIOは専用アプリをダウンロードし、プロダクトをアプリを連携させることで紛失防止につながる機能を利用することができます。アプリには、MAMORIOが手元から離れたときに通知する機能、ARで探す機能、ほかのユーザーが落としたMAMORIOを見つける機能などが備わっています。
推しはカードタイプ、理由は他にはない利便性に富んだ薄さ
MAMORIO、MAMORIO Re:、FUDA、CARD……。これまであらゆるタイプのMAMORIOを利用してきましたが、一番自分にとって使いやすかったのは2021年4月に発売されたMAMORIO CARDです。
これまで長財布はほとんど使ったことがなく、二つ折りの財布やミニ財布にタグ型のMAMORIOを入れて利用していたのですが、小ぶりな革財布なので、入れたときの厚みや形状が気になっていました。レシートなどがたまってくると、タグが財布の表面を圧迫して、跡が残ってしまうことも。だからといってあまり大きな財布や長財布は持ちたくないので、何か解決方法はないかなと考えていました。
いま使っているのは、SYRINXというブランドの「HITOE Fold ®」という小さな薄い財布ですが、MAMORIO CARDはその小ぶりな財布の容量を圧迫することなく利用することができます。実は他社製品のカードタイプの紛失防止商品も試してみたのですが、どれも厚みがあったり、一般的なカードより大ぶりだったりして、財布のカード入れに差し込んで利用することができませんでした。
MAMORIOの最大の魅力は、やはり小ささと薄さです。とくにMAMORIO CARDはクレジットカード2枚分くらいの薄さで、サイズもカードの規定内なので、とても使い勝手がいいんです。このサイズ感の類似商品はなかなかないと思います。
お買い得セットで購入し、あらゆるアイテムで使い分け
いまや私はこれまで20個のMAMORIOを利用していますが、そのすべてを単体で購入してきたわけではありません。あらゆる貴重品にMAMORIOをつける場合は、複数セットで買ったほうが手間が省けますし、お得でいいですね。
MAMORIOをつけている対象は、財布、家の鍵、バイクの鍵、ヘッドフォン、PCなど、多岐にわたります。自分の持ち物だけでなく、最近は20代の子どもにも勧めました。
子どもが先日、愛用していたAir Podsをなくしてしまったんです。Air Podsは本来Apple製品に共通の「探す」機能が利用できるのですが、ケースに入ったままだったり、充電が不十分だったりすると、オフラインになって位置を探すことができません。
もう同じ悲しい経験をしないよう、FUDAをケースに付けさせました。本人はMAMORIOについて詳しくは知りませんが、いつかまたなくしてしまったときに役立てばと願っています。
屋内の置き忘れで起こる“ヒヤリハット”にMAMORIOを
そんなにMAMORIOを愛用しているならモノを忘れることが多いのかと思われるかもしれませんが、実はそういうわけでもないんです。今までそれほど大きな忘れ物をした失敗談はありません。それでもMAMORIOを使うのには、別の理由があります。
屋外で忘れるよりも「どこに置いたっけ?」が多い日々
私がよくやってしまうのは、家の中や外出先の屋内でモノをどこに置いたのか忘れてしまうことです。決してどこかに忘れたわけではないのですが、決めたはずの場所にモノを置かず、探し回ることがしばしばあります。決めた場所にモノを戻すのが苦手なんでしょうね。
ふだん持ち歩いているモノについては、自分の手元から離れたときに通知で「ほんとうに持ってきた?」と確認できるのがありがたいですし、AR機能で探せばモノの場所をすばやく確認できます。
ツーリング先の宿で「鍵がない!?」MAMORIOのおかげで無事発見
一番助かったのは、趣味のオートバイで福井へツーリングに行き、民宿に宿泊したときのできごとです。今はコロナ禍でなかなか遠出ができませんが、以前は年に1~2回は泊りがけのツーリングの旅に出ていました。
そのとき、旅先の宿でバイクの鍵の場所がわからなくなってしまって。落としたというより、どこに置いたのかわからなくなりました。このままだと帰れないと焦ったときに、役立ったのがMAMORIOです。MAMORIOをつけていたおかげで、食堂に置いていたことがすぐわかり、予定どおり無事帰路につくことができました。
モノをなくしたエピソードとしては大きなものではないかもしれませんが、こうした「どこに置いたっけ?」という困りごとを解決してくれるので、やはり大切なモノにはMAMORIOをつけておくべきだな、と思います。
エコの観点でもMAMORIOは良いプロダクト――使い続ける理由
これは使い続けてきた理由の一つなのですが、繰り返し使えるエコなところも気に入っています。ほかの類似商品は、使い捨てを前提にしているものが多いので……。特に、MAMORIOを返送して新商品と交換する仕組みだった旧「OTAKIAGE」は、ゴミの分別の手間が省けていたので、とても助かっていました。
というのも、私が住んでいる地域がゴミの分別に厳しいところでして、電子機器を捨てるときにプラスチック部分と電子部分を分けなければならないんです。どんなに小型でも、家電製品を捨てるときは一苦労しています。
現在の「OTAKIAGE」は50%割引で商品を購入できる仕組みに切り替わり、代わりに充電可能なMAMORIOが生まれましたね。それはそれで満足していますが、エコロジーという観点では、また旧「OTAKIAGE」のような取り組みも再開してほしいですね。いずれにせよ、使い捨てを前提としていない仕組みや機能をしっかり備えた商品を提供している点はとても気に入っています。
薄くて小さい、エコで最小限――MAMORIOのコンセプトがちょうどよかった
ということで、私がMAMORIOを使い続けてきた理由は、MAMORIOのコンセプトがちょうど私の生活に合っていたから、とまとめられます。MAMORIOの薄さや小ささが、コンパクトな財布を持ち歩きたい私にはぴったりで、なおかつ繰り返し使えるエコなシステムにも共感しました。
唯一の欠点を挙げるならば、MAMORIOアプリに累計20個までのMAMORIOしか登録できないことでしょうか……。これだけたくさん使っているユーザーもいるので、今後のアップデートで20個以上MAMORIOを登録できるようになることを願っています(笑)。
コンパクトサイズの財布に届けたいMAMORIO CARD
今回取材させていただいた森さんは、さまざまなタイプのMAMORIOを利用したうえで、最新のMAMORIO CARDを高く評価してくださったユーザーさんです。MAMORIO CARDの魅力は、以下の3点です。
- カード2枚分程度の薄さで、圧迫感がない
- 財布のカード入れにも無理なく納められるサイズ
- 充電して繰り返し使えるので使い捨てしなくていい
MAMORIOは、さまざまな形状のプロダクトを開発することで、用途に適した紛失防止の形を模索しています。カードタイプは以前から需要の高かったもので、財布のほかパスケースや社員証などにも利用しやすいので、ぜひ多くの方に試していただきたいです。
MAMORIOはこれからも「なくすを、なくす。」を目指し、プロダクトを始めさまざまな紛失防止のソリューション開発を続けます。