忘れものを防ぐアイテムを探してMAMORIOと出会い、2014年からずっと使い続けているという新沼渉さん。ほかの商品とも比較しながら長年MAMORIOを選び続けてきた理由は、忘れものを未然に防ぐならMAMORIOが最適と判断したから。その理由について詳しく聞きました。
長年愛用するMAMORIOの進化と使い勝手
私がMAMORIOと出会ったのは2014年のことです。当時MAMORIOは開発段階で、資金調達のためのクラウドファンディングに挑戦していました。そのベータテストに参加する形で、MAMORIOを使い始めました。
あれから7年。その後もMAMORIOを愛用してきましたが、ずいぶんと使いやすくなったなぁ、と思います。
MAMORIOをつけて、自分の忘れもののパターンが見えてきた
そそっかしい性格なので、MAMORIOと出会う前はよく忘れものをしていたんです。とくに財布は5年に1回くらい忘れていて、残念ながら見つからなかった経験もありました。
もともとガジェットに興味があったこともあり、手に入るガジェットで忘れものをなくそうと試行錯誤した時代もあります。見守りケータイをかばんの中に仕込んで、かばんを落とさないようにしてみたり。それでも、財布などの小さなものには対応できませんでした。そんな折に、MAMORIOのクラウドファンディングを見つけて、これだと思ったんです。
MAMORIOを使うようになってからは、すぐに通知が来るので置き忘れにすぐ気付けるようになりました。「よく置き忘れていた財布は、お店を出るときに置きっぱなしにしていたんだな」といったように、自分が忘れものをするときのパターンがつかめてきました。おかげさまで、MAMORIOをつけて以降は一度も忘れものをしたことがありません。
「他の製品ではなく、MAMORIOを選ぶ」その理由
いまは忘れもの防止タグの種類が増えました。昨今はAppleから発売されたAirTagが話題ですね。そういった類似商品を比較したうえで、私はMAMORIOを使っています。
一番の理由は、MAMORIOがなくすことそのものを予防するプロダクトとしてすぐれているからです。他社のプロダクトは、なくしてから“見つける”ことにフォーカスした機能がアピールポイントであることが多く、未然に防ぐことについてはMAMORIOが一番なんですよ。
息子のランドセルにMAMORIOとApple社のAirTag、両方をつけて検知の比較実験をしたことがあるんです。
検知の感度については、正直、AirTagのほうが精度が高かった。おそらく学校の先生がiPhoneを持っているなどの要因があるのかなと思います。一方で、手元から離れたときや、離れた可能性があるときの通知はMAMORIOのほうが的確で、なくす前のリスクヘッジという点ではMAMORIOに軍配が上がります。
ほかにもなくしたときに音が鳴る、なくしたあとに場所を正確に把握する、といった機能に焦点をあてたプロダクトはあります。でも結局、それはなくした後の対処なんですよね。MAMORIOは手元から物が離れたらすぐに通知してくれる。この通知が、物を見失うことを予防してくれるんです。私はなくすことそのものを防ぎたかったので、MAMORIOが一番だと思っています。
忘れっぽい私と家族のMAMORIO活用術
そんなわけで、私は身の回りのあらゆるモノにMAMORIOをつけています。どんなふうに活用しているのか、いくつか事例を紹介します。
息子が隠すNintendoSwitchを、AR機能で発見!
我が家のNintendo SwitchにはMAMORIOをついています。6歳の息子がゲームをやりたくて、やりすぎを止めようとする私からSwitchを隠してしまうんです。たまに私が使おうと思って探すと、なかなか見つからなくて……。
そんな家の中のモノの捜索には、「カメラで探す」機能(*1)が役立ちます。
カメラをかざして探すと場所がわかるので、とても便利です。スマホ片手に捜索してみたら、ベッドの下やタンスの奥底に隠されていました(笑)。
*1:ARを活用してMAMORIOを探す機能。MAMORIOのある場所にカメラをかざすとARで円を表示。MAMORIOが近くにあるのに見つからない時に、発見をお手伝いします。
不要スマホにMAMORIO Spotアプリで子どもの見守りに活用
古い携帯電話にMAMORIO Spotアプリ(*2)を入れ、小学校1年生の息子のランドセルにMAMORIOをつけて、無事に帰宅しているか確認するためにも利用しています。
置き忘れ通知はオンすると息子が学校に行くたびに反応してしまうので、居場所を確認したい時だけ「地図で探す」を使って所在を確認しています。あまり頻繁に見るわけではありませんが、仕事中に子どもの在宅を確認できるので重宝しています。
また、中学生の娘は進学を機にスマートフォンを持つようになりました。約束ごとを決めて利用していますが、貴重品の自己管理に役立つと思いスマートフォンと一緒にMAMORIOを贈りました。
娘は財布にMAMORIOをつけているのですが、今のところなくしたことはありません。通知が良い意識づけになっているのかもしれませんね。
*2:MAMORIOをすでにご利用の方向けのアプリです。機種変更などでいらなくなったiPhoneやiPadにインストールすれば、MAMORIOを探知するための専用のアンテナに。複数地点からのMAMORIOの検知が可能になります。古いiPhoneやご家族のiPhoneにインストールし、お子様やペットの見守りにお役立てください。
なくして困るものはすべてMAMORIOが見守ってくれている
もちろん私自身もMAMORIOを利用しています。財布、社員用のケータイ、社員証、キーケース……。ありとあらゆるものにMAMORIOをつけているので、おかげさまで忘れものという悩みからは開放されました。
ちなみに、MAMORIOの「通知頻度」や「通知をしないエリア」の設定は、それぞれのモノの利用シーンや重要度にあわせて個々に設定しています。
財布など重要性の高いものは常時通知をオンにして、感度も一番高くするのがおすすめです。
MAMORIOは、優しくておせっかいな「おかん」
MAMORIOの通知が多いと感じる方もいるかもしれませんが、優しくておせっかいな「おかん」だと思えば納得いくのではないでしょうか。
おかんって、外出前にいろいろ訊いてきますよね。「財布もった?鍵もった?」って(笑)。MAMORIOはあなたが移動するたびに、それをやってくれているんです。その通知のおかげでここまで忘れものをしなくて済んでいるので、私は通知の頻度に対して煩わしさを感じたことはありません。
こういう商品は自分で比較検討して納得して買ったほうがいいと思うので、私は「絶対買ったほうがいい」とおすすめすることはありません。ただ、忘れものをしやすかった自分が、比較してみてたどり着いたのはMAMORIOだった、ということは言いたい。忘れものそのものから開放されたい方は、ぜひ使ってみてください。
「優しさ」の通知が忘れものを防ぐ
今回取材させていただいた新沼さんは、MAMORIOの開発当初から見守ってくださっていたユーザーさんです。さまざまなプロダクトと比較しながら新沼さんが気付いたMAMORIOの魅力は、以下の3点です。
- 通知の多さは忘れものを「未然に防ぐ」ための最重要機能
- 「カメラで探す機能」や「MAMORIO Spot」などの活用で、MAMORIOの使い方はぐんと広がる
- 重要なモノを守るためには常に通知をオンにするのがポイント
MAMORIO社内では、「誤通知」という言葉をよく使っていました。「誤通知」とは、実際には忘れものをしたわけではないのに、MAMORIOが反応してしまい発生する通知です。
しかし、新沼さんは「それは誤りではなくて、忘れものを防ぐための“おかんのおせっかい”ですよね」と言ってくださいました。
その“おかんのおせっかい”が功を奏し、7年間忘れものを防ぐことができたという新沼さんの言葉が、MAMORIOというプロダクトの本質的な価値を改めて気づかせてくれました。
MAMORIOはこれからも、「なくすを、なくす。」というミッションと共に、忘れものを未然に防ぐ最善なプロダクトであれるよう、開発や改善を続けていきます。