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傘を置き忘れする人必見!傘の置き忘れ心理から解説、傘を忘れない方法

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電車をはじめ、傘の忘れ物は非常に多くなっています。

この記事では、傘を置き忘れてしまう心理や原因、傘を置き忘れないようにできる対策をご紹介します。

 

傘を置き忘れる

 

日本洋傘振興協議会によると、日本国内の傘の年間消費量は推計で約1億2000~3000万本とされています。

 

JR東日本によると忘れ物の件数は年々増加していますが、電車内の忘れ物の中で圧倒的に多いのは傘です。

 

日本で置き忘れられた傘のうち、持ち主によって回収されるのはごくわずかで、傘の返却率はたった1割となっています。

つまり、傘を電車に置き忘れても、10人中9人が取りに来ないということになります。

 

財布やスマートフォンを置き忘れた場合は、置き忘れたことに気がついたらすぐに鉄道会社や警察に連絡して取りに行きますが、傘はほとんどの人が取りに行かないのです。

 

傘を置き忘れる原因

 

どうして傘を置き忘れてしまうのか、傘を置き忘れる原因について見てみます。

 

どこでも安く買える

 

安価なビニール傘はどこでも安く買えるので、失くしてもそこまで困ることはありません。

これが置き忘れやすい原因の一つです。

 

都市部では駅の近くにコンビニや100円ショップがあり、安価なビニール傘をすぐに手に入れることができます。

 

この便利さが傘を置き忘れやすくなる原因になっていると考えられます。

 

傘のことを思い出すことは困難

 

電車を降りる時に傘のことを思い出すことが困難であることも、傘を置き忘れる原因の一つです。

 

傘をはじめとする忘れ物は、「展望的記憶」に関係しています。

 

展望記憶とは、予定や用事など未来の事象に対する記憶のことです。

たとえば電車に乗って傘を手すりにかけて「降りる時に手すりにかけた傘を取ろう」と思い記憶することがこれにあたります。

 

展望記憶には、必要なタイミングで必要な予定を思い出さなければならないという特徴があります。

たとえば電車が駅に到着して降りるタイミングで「手すりにかけた傘を取る」という予定を思い出さなければなりません。

 

しかし電車に乗っている間はずっと傘のことを考え続けているわけではなく、いったん意識からなくし、本を読むなど他のことをして過ごします。

その後、電車を降りるタイミングで「手すりにかけた傘を取る」という予定を自発的に思い出さなければなりません。

その予定を思い出すことができなかったら、展望的記憶を失敗し、傘を電車に置き忘れることになります。

 

多くの人が傘を置き忘れていることからわかるように、必要なタイミングで必要な予定を思い出すことは難しいことです。

降りる直前まで他のことに集中していて、駅に着いてからすぐに集中していた事から意識を切り離し、傘のことを思い出して手に取るというのは困難なことなのです。

他のことに夢中になっている

 

何かに夢中になっていると人は物を置き忘れやすくなります。

例えば電車でスマホに夢中になっていて、電車に傘を置き忘れるといったことがあります。

 

人の注意力には限界があり、多くのことに同時に注意を配ることは難しいです。

何かに注意していると、他のことが疎かになってしまいます。

何かに夢中になると、その分傘に注意を払う余裕がなくなるので、置き忘れてしまうのです。

 

心に余裕がない

 

心に余裕がないと、忘れ物をやすくなることがあります。

心配事がある時など心に余裕がない状態だと、他のことを考える余裕がなくなるため、傘に注意を払えなくなるからです。

■関連記事:

「よく物を落とす」人必見!心理的特徴と、原因と対策をご紹介

傘を置き忘れるのを防ぐ対策

 

傘を置き忘れるのを防ぐための対策をご紹介します。

 

高価な傘を買う

 

ビニール傘が「どこでも安く買える」ということを原因にあげましたが、高価な傘を買うことで対策できます。

 

どこでも買える安価なビニール傘であれば「なくしてもまた買えばいいや」と思ってしまいがちです。

しかし1万円以上するような高価な傘を使っていれば「失くしたくない」と思えるのではないでしょうか。

多くの人は大事だと思っているものは置き忘れにくくなります。

 

高価な傘をなくしたらそのショックは大きいですが、だからこそ傘をうっかり置き忘れることを減らすことができます。

高価な傘持って、傘を「大切にしよう」「置き忘れないようにしよう」と意識して過ごしましょう。

 

傘を置かない

 

傘をどこにも置かないことも対策になります。

 

電車を降りる時になかなか傘のことを思い出すことできないことを原因としてあげましたが、傘を置かないようにすれば解決できます。

傘をどこにも置かずに体から離れないようにすれば、置き忘れることがなくなります。

 

傘は手から離さずに持っているか、腕にかけておきましょう。

 

折り畳み傘にする

 

通常の長傘ではなく折り畳み傘を持つことで対策できます。

長傘は電車の手すりにかけたまま置き忘れてしまうことが多いです。

電車に乗っている時に折り畳み傘をカバンにしまっておけば置き忘れることはありません。

 

傘ケースに入れて肩にかける

 

通常の長傘を使いたい場合は、傘を常に持っていられる傘ケースがおすすめです。

傘をケースに入れて、持ち手に腕を通せばカバンのように持てるので傘が体から離れることがありません。

 

余裕を持つ

 

余裕を持つことは傘をはじめとする忘れ物を防ぐ対策になります。

 

何かに注意していると、他のことが疎かになってしまいます。

そのため電車が降りる駅の一つ前の駅に停車したタイミングで、降りる時に備えて準備をする時間を作りましょう。

 

降りる直前まで他のことに集中していて、駅に着いてからすぐに傘のことを思い出すことは困難なことなのです。

 

一駅前に停車したタイミングで、読書やゲームなどそれまでしていたことをやめて、最後の一駅分は降りる時に備えて準えて持ち物をチェックする習慣をつけましょう。

 

電車を降りる前に忘れ物はないか確認して、最後に後ろを振り返ることをおすすめします。

「自分は忘れ物をする」と思って、毎回確認しましょう。

時間に持って行動することで、心にゆとりが生まれ、傘を置き忘れることがなくなります。

■関連記事:

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まとめ

 

忘れ物の中でも、傘の忘れ物はとても多くなっています。

 

ビニール傘がどこでも安く買えることや、電車を降りる時などに傘のことをなかなか思い出せないことなどが傘を忘れる原因と考えられます。

 

傘をよく置き忘れてしまうという方は、この記事でご紹介した対策を実践してみてください。

 

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