このページでは「東京メトロで忘れ物をした」という方に向けて、東京メトロで忘れ物をした時にするべきことや各連絡先をご紹介します。
東京メトロで忘れ物をした際の効果的な探索方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にどうぞ。
東京メトロで忘れ物をした際の問い合わせ先
東京メトロで忘れ物をしたら、忘れ物をしてからの日数に応じて各連絡先へ問い合わせましょう。
東京メトロで忘れ物をした際の問い合わせ先を下記にご紹介します。
当日:最寄駅
忘れ物をした当日は、最寄駅に電話するか直接行きましょう。
最寄り駅の事務室の電話番号や場所は下記のリンクからご確認ください。
路線・駅の情報:https://www.tokyometro.jp/station/index.html
最寄りの駅から、他の駅で保管されている忘れ物を調べてもらうことができます。
翌日以降:東京メトロお客様センター
忘れ物をした当日は、東京メトロお客様センターへ電話もしくはお問い合わせフォームで問い合わせましょう。
電話(フリーダイヤル):0120-104106
お忘れ物に関するお問い合わせフォーム:https://ssl.tokyometro.jp/support/inquiry02_jp
営業日・時間:9時~20時(年中無休)
お忘れ物をした駅がわからない場合にもこちらへ問い合わせましょう。
しかし下記のような類似品が多い忘れ物や小さなものについては、お客様センターでは調べてもらえません。
- 傘・手袋・マフラー・ハンカチなど
- めがね、帽子など特徴のないもの
- かぎ・アクセサリーなど小さなもの
類似品が多い忘れ物は、直接駅へ行き確認する必要があります。
直通運転がある路線の車内に忘れ物をした場合:各鉄道会社
東京メトロ各路線(銀座線・丸ノ内線を除く)は直通運転をしているため、直通運転がある路線の車内に忘れ物をした場合は、直通運転先で回収されることもあります。
下記の鉄道会社へ問い合わせましょう。
日比谷線:東武鉄道
東西線:JR東日本・東葉高速鉄道
千代田線:JR東日本・小田急電鉄
有楽町線・副都心線:東武鉄道・西武鉄道・東急電鉄・横浜高速鉄道
半蔵門線・東急電鉄:東武鉄道
南北線:東急電鉄・埼玉高速鉄道・東京都交通局
忘れ物の保管場所
忘れ物の保管場所は下記のように、期間によって移動します。
- 当日:回収した駅
生ものは当日のみ保管するそうです。
- 翌日~4日目:飯田橋駅構内お忘れ物総合取扱所
- 5日目以降:警視庁遺失物センター
3カ月保管した後は処分されます。
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東京メトロで直通運転の車内に忘れ物をすると大変
東京メトロで直通運転の車内に忘れ物をすると、複数の会社に何度も問い合わせをすることになりとても大変です。
忘れ物検索システムは鉄道各社によって異なる
東京メトロ副都心線は、東武東上線・西武池袋線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線と乗り入れを行っています。
そのために直通運転の車内に忘れ物をすると、どこの鉄道会社で回収されて保管されるかわかりません。
東急電鉄と横浜高速鉄道だけは共通のシステムを使用していますが、それ以外の各社の忘れ物検索システムはバラバラであるため、相互に確認することはできないのです。
そのため直通運転の車内に忘れ物をすると、各社に問い合わせしなければならないことになります。
鉄道各社では忘れ物情報が共有されていない
基本的に一度忘れ物の問い合わせをすれば、見つかったときに鉄道会社から連絡が来ますが、東京メトロの直通運転の車内に忘れ物をすると、見つかるまで何度も問い合わせしなければならなりません。
これが複数社に及ぶことになります。
このように1つ忘れ物をするだけで、複数の会社に何度も問い合わせをしなければなりません。
忘れ物の受け取り方
駅へ行き忘れ物を受け取る際に用意するものや、忘れ物の受け取り方をご紹介します。
用意するもの
本人と代理人によって、受け取りに必要な書類が異なります。
本人の場合
- 公的証明書
本人の運転免許証・保険証・学生証等の公的証明書を用意します。
- 印鑑
スタンプ式の印鑑も可です。
代理人の場合
- 委任状
下記のPDFを印刷して利用してください。
委任状(PDF:52KB):https://www.tokyometro.jp/support/lost/pdf/ininjo.pdf
- 委任者の公的証明書
委任者の運転免許証・保険証・学生証等の公的証明書を用意します。
コピー可です。
- 代理人の公的証明書
代理人の運転免許証・保険証・学生証等の公的証明書を用意します。
こちらはコピー不可です。
- 印鑑
代理人の印鑑を用意します。
スタンプ式の印鑑も可です。
受け取り方法
必要なものを持って、東京メトロから知らされた保管場所である回収された駅もしくは飯田橋駅のお忘れ物総合取扱所へ行きましょう。
東京メトロが紛失防止タグ「MAMORIO」で実証実験
東京メトロは忘れ物防止のために、紛失防止タグ「MAMORIO」を使った実証実験をしました。
東京メトロで届けられる忘れ物の数は1日平均1835件で年間にすると66万件にもなり、その数は年々増えています。
このことから東京メトロは忘れ物を防止しようと実証実験が行われました。
MAMORIOには「MAMORIO SPOT」という、駅などの建物が忘れ物を発見してくれる機能があり、下記のような仕組みになっています。
- 駅にMAMORIOアンテナを設置します。
- ユーザーはスマホにMAMORIOアプリを入れて、MAMORIOタグをサイフに取り付けたとします。
- ユーザーがMAMORIOタグを取り付けたサイフを電車内などに忘れます。
- 駅に設置されたMAMORIOがMAMORIOタグを取り付けたサイフを検知し、ユーザーに通知します。
MAMORIO SPOT機能を利用することで、電車での忘れ物が見つかる確率が大きくアップすると期待できるのです。
MAMORIO SPOTの設置場所は、忘れ物が一番集まりやすい飯田橋駅のお忘れ物総合取扱所、銀座線、丸ノ内線、有楽町線の各終着駅に決まりました。
実証実験を行い、忘れ物の返却率が上がるか、駅事務所の通常業務に悪影響を及ぼさないかなどを確認し、本格導入や対象駅の拡大を検討するそうです。
■関連サイト(外部)
https://www.tokyometro.jp/news/2017/188826.html
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まとめ
このページでは、東京メトロで忘れ物をした時にするべきことや各連絡先をご紹介しました。
忘れ物の保管場所は期間によって移動します。
東京メトロで忘れ物をした場合は、忘れ物をしてからの日数に応じて各連絡先へ問い合わせましょう。
東京メトロで直通運転の車内に忘れ物をすると、複数の会社に何度も問い合わせをすることになりかなり大変です。
紛失防止タグ「MAMORIO」を利用すれば上記のようなこともなく電車での忘れ物をすぐに見つけることができるためぜひ検討してみてください。