家の鍵をなくしてしまうと、鍵を拾われて不法侵入されてしまう可能性があるので、あわててしまうと思います。
このページでは家の鍵をなくして困っている方へ向けて、家の鍵をなくしたらまず探すべき場所や効果的な見つけ方をご紹介します。
家の鍵をなくした際に生じるリスクや、見つからない場合は鍵を交換すべき理由についてもご説明するので参考にどうぞ。
目次
家の鍵をなくしたらここを探そう
鍵を忘れてしまいがちなのは下記の3カ所です。
- バッグの中
- 服のポケットの中
- 車の中
まずはこの3カ所を優先して探してみましょう。
バッグの中
バッグの中身を全部出して空っぽの状態にしてから探すのがおすすめです。
バッグについているポケットもひっくり返してチェックしましょう。
バッグの中のポーチも、中身を全部出して空っぽの状態にして確認します。
服のポケットの中
コートやズボンなどの服についているポケットも要チェックです。
服のポケットもひっくり返してチェックしましょう。
ポケットの形や深さによっては、手を突っ込んで探すだけでは鍵があっても気がつかないことがあります。
ポケットをひっくり返せば鍵があるかどうかを確実にチェックできるのでおすすめです。
その日一日に着た服のポケットに鍵がないか点検しましょう。
車の中
鍵を紛失する前に車に乗っていた場合は、車の中もチェックしましょう。
車の中は死角になる場所が多く、鍵がある場所は下記のように様々な場合が考えられます。
- 車の床のシートの裏
- 運転手と助手席の間の灰皿
- ドリンクホルダー
- コンソールボックス
- 座席の背面部の収納ポケット
- ダッシュボードの上
上記を参考に、車の隅々まで探してみましょう。
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各所へ連絡
身の回りのバッグやポケット、車の中などを探しても鍵が見つからない場合は、これまでに立ち寄った場所を探してみましょう。
鍵を最後に持っていた記憶がある時点から、鍵がないことに気づいた時点までの間に、立ち寄った場所を全て思い出します。
その日一日の自分の行動を思い出し、書き出してスケジュール表にするとわかりやすくなるのでおすすめです。
お店
ショッピングモールやスーパー、コンビニへ買い物をしに行ったり、飲食店で食事をしたりした時、店内で鍵を落としたケースも考えられます。
心当たりがある場合はお店に電話で確認してみましょう。
鍵が届いていなかった場合も、自分の名前と連絡先を伝えておけば、あとで見つかった際に連絡してもらえます。
交通機関
電車やバスなどの公共交通機関を利用した場合は、忘れ物センターや問い合わせセンターに電話しましょう。
警視庁の遺失物センターに届くまでには、数日から一週間かかるので、保管されている可能性があります。
タクシーに乗った場合は、利用したタクシー会社にも問い合わせましょう。
警察に届け出る
家の鍵をなくしてしまって見つからない場合は、警察で遺失届を出しましょう。
遺失届を出しておくと、鍵が見つかった場合に警察から連絡してもらえます。
誰かが鍵を拾って警察に届けてくれるかもしれません。
お店や交通機関ではしばらく保管されたあと、警察署の遺失物センターに引き渡されます。そのため警察に届く可能性は高いので、届いたときに連絡してもらえるよう遺失届を出しておきましょう。
警察で遺失届を出す際の手続きは、遺失届の作成と警察からのヒアリングで、所要時間は10~20分です。
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家の鍵をなくしたらこんなリスクも
家の鍵が見つからない場合はすぐに交換することをおすすめします。
家の鍵を紛失したということは、家の鍵が第三者の手に渡ったかもしれないということだからです。
自分のほかにスペアキーを持っている人がいて、家に入ることができたとしても、防犯上のリスクはなくなりません。
鍵が手元に戻ってきた場合も安心できません。
届けられる前にスペアキーが作られてしまっている可能性があるからです。
鍵を使って不法侵入される
実際に「家の鍵をなくしてしばらく経ったあとに泥棒に入られた」という事例は複数あります。
帰宅時に鍵を閉めてあり、窓ガラスを割った形跡がないのに、お金や貴金属が盗まれているケースがあります。
つまり拾った鍵もしくは作ったスペアキーを使って侵入したということです。
後をつけられて住所を特定される
誰かに鍵を拾われても、住所を特定することはできないと考える人は多いかもしれません。
しかし実際に発生した事例には、鍵を落とした際に顔を見られ、後をつけられて住所を特定されたというケースがあります。
家の鍵をバッグごと紛失してしまった場合は、バッグに入っている免許証や保険証などから簡単に住所を特定されてしまいます。
家の鍵をなくしたら鍵を交換しよう
家の鍵をなくしたら、すぐに交換することをおすすめします。
鍵の交換にかかる料金の相場は、特殊なケースでなければ、交換料と出張料を合わせて合計で2万円~3万円ほどです。
夜間作業の場合は割増費用が追加でかかる場合があります。
アパートやマンションなどの賃貸物件に住んでいる場合、鍵を交換する際には大家さんや賃貸管理会社への連絡が必要です。
大家さんや賃貸管理会社に無断で鍵を交換することは、賃貸物件の管理責任上の問題から禁止されています。
鍵を交換する際には事前に大家さんや賃貸管理会社へ連絡しましょう。
一般的には、大家さんや賃貸管理会社に業者を指定され、鍵の交換にかかる費用はすべて借主の負担となります。
まとめ
家の鍵をなくしたら、鍵を忘れてしまいがちな「バッグの中」「服のポケットの中」「車の中」の3カ所を優先的に探してみましょう。
上記の場所を探しても鍵が見つからない場合は、その日に立ち寄った場所を探してみてください。
心当たりのあるお店や交通機関などに連絡して協力してもらいましょう。
家の鍵をなくすと「鍵を使って不法侵入される」「後をつけられて住所を特定される」といったリスクがあり危険です。
そのため家の鍵をなくしたら、すぐに交換することをおすすめします。
家の鍵をなくしてしまうとあわててしまうと思いますが、まずは落ち着いて、このページを参考に対処してみてください。