貼るMAMORIOとして発売されたFUDA。どんな人でも貼りやすいシンプルさが人気のFUDAなんですが、じつはオリジナルのデザインをプリントできるって知ってました?
そこで今回はMAMORIO FUDAにプリントする方法をご案内。さらに、「ある画像」をMAMORIOにプリントをすることで、紛失防止効果が高まるんじゃないか、なんて小ネタなんかもご紹介します。
MAMORIO FUDAはシンプルなデザインが人気、ですが…
MAMORIO FUDAはシンプルなデザインのシール型MAMORIOです。貼り付けて使う、という新機能が好評なのはもちろん、2018年にはグッドデザイン賞に輝くなど、各方面から高い評価を受けています。
ちなみに、上の画像のどこにFUDAがいるかわかります? メガネの上のコルクボード右下。貼り付いているの、これがFUDAです。
クールなIoTプロダクトといった印象の強いFUDAですが、実はこのデザインの魅力はそれだけじゃないんです!
UVプリンターで、カンタンに印刷できる!
じつはこのFUDA、UVプリンターで印刷ができるんです。ということは……上の画像ように、オリジナリティを追求した自分だけのFUDAを作れるワケです。
ワンポイントも全面プリントも、なんだって印刷できますよ
このFUDA、何をモチーフにデザインしてると思います?
じつは、ビールの泡を全面プリントしています。言われてみれば、だんだんそう見えてきたでしょ?
立体的なFUDAの厚みと相まって、なんともおしゃれなオリジナルシールのような仕上がりに……。グラデーションもきれいですね。
全面プリントでカスタマイズすれば、もはや元がFUDAだなんてわからないほどに変化するのがわかるんじゃないでしょうか。
実はこのプリント、単にデザイン性を高める以上に重要な効果があるんです。
オリジナルプリントをすると、紛失防止効果が高まるんです!
「失くすを、失くす」を目標に日夜研究を重ねる『MAMORIOラボ』研究員の津藤によると、 「 MAMORIO S」や「MAMORIO FUDA」へのオリジナルプリントには、紛失防止という観点から、3つの効果が期待できるといいます。
①盗難時に紛失防止タグをつけていることがバレない
MAMORIOは、紛失防止タグですが、“紛失”には盗難を原因とするケースも含まれます。
MAMORIOが普及すれば普及するほど、失くし物が見つかりやすくなる一方、盗んだ側は「MAMORIOがあると場所がバレてしまう」と恐れ、現場にMAMORIOを捨ててしまうかもしれません。
そんなとき、一見してMAMORIOだと気がつかない形でFUDAが貼られていたら…?おそらく捨てられる可能性が減るでしょう。
②家族やペットの写真をプリントすれば、手元に戻る確率アップ?
ある調査によると、財布に子供や家族、ペットの写真が入れているほうが、落とし主の手元に無事に戻る可能性が高まるということがわかりました。
例えば、財布を拾ったとき、中から小さな子どもの写真が出てきたとしましょう。「きっと孫が大好きなおじいさんやおばあさんがなくしたんだ」「小さな子どものいるパパやママが落としたのかな?」と想像できますよね。そんな、パーソナリティが想像できるモノのほうが、届けようという気持ちを強くさせるらしいんです。
MAMORIO SやFUDAにも上のような画像をプリントをしておくことで、そのままの状態よりも「どんな人が落としたのか」を想像させることができるはず。
あなたらしいプリントをすれば、万が一落とした時には、あなたのことを想像した人がきっと良心で届けてくれるかもしれません。
③愛着が湧くことで意識が高まり、紛失防止につながる
なんだかんだ言っても、愛着のあるモノは「落としていないか」を意識するんじゃないでしょうか。
MAMORIO SやFUDAに好きな柄をプリントして少しでも愛着がわけば、普段からそのモノを持っているか確認する習慣がつくはずです。
当たり前になっているアイテムに、ちょっとだけ特別なFUDAを。これで、落とし物対策は万全!!
実際オリジナルプリントってどうやるの?体験レポート
そこまで聞いたら、実際にプリントしたい……。でも、
UVプリンターって何? どこにあるの? 使い方わかんないよ!
ですよね。そこで、MAMORIO社では定期的に、MAMORIO FUDAをオリジナルデザインにカスタマイズできるワークショップを実施しています(福岡でのワークショップの様子は、こちらの記事をご覧ください)。
今回は、東京で開かれたワークショップをのぞいてみました。参加したのは、UVプリンターなどの製造・販売を手がけるローランド ディー.ジー.株式会社のショールームで開かれたプリント体験ワークショップ。
どんな方法でオリジナルプリントをするのか、見ていきましょう。
①印刷用の図版作成
まずは印刷するための下準備として、印刷用のデータを作成します。
まず、ローランド ディー.ジー.社の開発したcotodesignで好きなデザインをつくることからスタート。iPadを使ってカンタンにデザインできました!
今回はMAMORIOの形に印刷できるようカスタマイズしてもらいました。
②UVプリンターにMAMORIOの印刷面をセット
データができたら、さっそくMAMORIOをプリンターにセットします。今回は印刷中にプリント面がズレないよう、両面テープでプリンターに固定しました。
ちなみに、ノベルティ制作などで同時に大量のプリントをしたいときは、あらかじめ3Dプリンターで枠を作って、枠に固定しながら印刷すれば対応可能です。
③印刷風景を眺めること1分
あとは印刷が終わるのを待つのみ。徐々にプリント面が完成されていくのを見ることができて、ワクワクしますね……!!
と、そうこうしているうちに、1分もかからず印刷完了!
④完成!しかもすぐに使えます
インクジェットプリンタだと印刷直後は湿っている印象がありますが、UVプリンターは印刷直後もすぐに触れます。印刷面はにじみやカスれが一切ない、美しい仕上がり……。うれしい!!
自分だけのMAMORIO & FUDAで大切なモノを守る
自分だけのMAMORIO SやFUDAが、大切なモノをさらに強く守ってくれる。その安心感と特別感を感じられるオリジナルプリントに、ぜひ皆さんも挑戦してみてください!
MAMORIOでは、今回のようなワークショップを定期的に開催する予定です。気になる方は、FacebookページやTwitterのイベント情報を定期的にチェックしてみてください。